くらなび ふくい・くらしの研究所

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鯖江市委託事業 食の安全安心講座を開催しました

日 時:令和2年2月22日(土) 13:30~15:00
場 所:鯖江市文化の館 多目的ホール
講 師:至学館大学 健康科学部 栄養科学科 教授 小塚 諭氏

至学館大学 健康科学部 教授 小塚 諭氏をお招きし、「よくわかる!食品表示と食の安全 ~遺伝子組み換えとゲノム編集食品~ 」をテーマにご講演いただきました。講座では、遺伝子組み換えとゲノム編集の違いやその表示方法などについて、YES・NOカードを使ったクイズ形式で、ポイントを押さえながら解説していただきました。

「遺伝子組み換えは、特定の遺伝子のみを『組み込む』技術。ゲノム編集は特定の遺伝子のみを『編集する』技術で、従来の品種改良と本質的に同じ。この技術は、遺伝子治療などにも応用されている。」と解説され、「世界中で空腹のまま眠りについている8億の人たちにとっての食料は医薬品と同じ。遺伝子組換え作物は世界の食糧の危機を救う切り札。」というリチャード・ロバーツ氏(ノーベル生理学・医学賞受賞者)の言葉も紹介されました。「食の情報を正しく読み取り、持続可能な開発目標(SDGs)に繋げていくことが今求められています。」と付け加えられました。

参加者の皆様からの声(アンケートより抜粋)

  • 遺伝子組み換えとゲノム編集についての正しい知識を得られてよかった。分かりやすく丁寧な説明だった。
  • 最後に出てきた リチャード・ロバーツ氏のお話「食料は医薬品と同じ」が心に残った。日本の食料自給率の現状や世界の状況を知った。
  • ゲノム編集食品のことは今まで全く分からなかったが、理解できた。ゲノム編集食品は届出だけで表示はされないこともわかった。これからも色々なことを知る努力をしていきたい。
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