くらなび ふくい・くらしの研究所

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「くらしの基本セミナー」 第6回

10月8日(火)、第6回のテーマは、「消費者トラブル」です。
講師は、円居・北川法律事務所 弁護士 三田恵美子先生です。「気をつけよう!あの手この手 あなたの身近に消費者トラブル」と題して、ご講義いただきました。私たちの身近なところで様々な消費者トラブルが発生しています。その手口はますます悪質化・巧妙化し、被害は後を絶ちません。消費者トラブルの最新の手口を知り、悪質な事業者から身を守る法律や被害を未然に防ぐためのポイント等を学びました。

講師は、「身近な法律の改正として、2022年4月より、成年年齢が18歳に引き下げられ、未成年者取消ができなくなります。消費者トラブルや詐欺に遭わないためにも、まずは家庭の場において、親子のコミュニケーションをしっかりと取ることが大切。トラブルにあったときは、できるだけ早く県や市町村の消費者相談窓口へ相談しましょう。」と注意を促されました。

また、契約トラブルの身近な事例を通して、その解決方法や注意点、対応策についてグループで話し合いました。受講生からは「書類をよく読んで、クーリング・オフできるかできないかを調べる。」「詳細を確認してから、いち早く消費生活センターに相談する。」「勝手に親の同意を得たことになっている点が問題。」など、たくさんの意見が出ました。

【消費者団体との交流会】越前市消費者グループ連絡協議会 佐藤 かよ子会長

消費者被害の未然防止のために、市消費者センターの出前講座と協働で、若者や市民向けの啓発活動を行われています。また、ちびっこフェスティバルや食と農の感謝祭など、県や市が主催するイベントにも参画するなど、地域とのかかわりを大切にしながら、消費者の意識向上に繋がる取り組みを実践されています。会長より「個人では見学できないところに研修旅行として行くことがあります。まずは、地元の市町村での消費者団体の活動に興味を持っていただき、これからも引き続き、共に勉強しましょう。」との呼びかけがありました。

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