くらなび ふくい・くらしの研究所

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「くらしの基本セミナー第6回」を開催しました!

平成29年度 福井県消費生活センター主催
消費者教育担い手養成講座
「わたしの選択とこれからのくらし
くらしの基本セミナー(全10回)」

第6回「モノと心の整理術」・ 消費者団体との交流会
日時:平成29年10月11日(水)10:00~12:00
場所:アオッサ6階 601C

福井県主催 消費者教育担い手養成講座「くらしの基本セミナー」が始まりました。
第6回のテーマは、「モノと心の整理術」。
くらしの基本セミナー第6回は、マスターライフオーガナイザー® 吉田 由香利 氏を講師にお迎えして、「自分らしく心地よく暮らす お片付けのお話・考え方」と題して、お話いただきました。
思考や空間において、整理という技術は非常に重要です。しかし私たちは、必要なモノと不要なモノが混在した空間で日々過ごしています。「なぜ片付くのか。」「どうすれば日々心地よく暮らすことができるのか。」モノだけではなく思考や時間の整理術、再現性のある具体的な整理収納の方法についてご講義いただきました。
まず3つのグループに分かれ、コーヒーカップを題材にし、思い出のあるものや機能性のあるもの、高級なものなど5つの項目の中から「何を重要視するか」の順番をつけ、モノに対する自分の価値観について考え、グループ内で共有しました。その回答は皆それぞれ違っていますが、それは当たり前で、自分にとって「何が必要なモノなのか」「何がどのような順番で重要なのか」という自分の価値観(基準)をまずは明確にすることから始めましょうと教えていただきました。
一般的なお片付けや整理は、単にモノを捨てたり、収納の問題を解決することですが、ライフオーガナイズは、生き方や生活全般の見直しから始めます。「どのような暮らしがしたいのか。どのような人生を送りたいのか。」という思考の整理をし、次にそのための空間の整理をします。暮らしの土台を作るための片付け、その仕組みづくりをし、日々の片付けを習慣づけることで、自分らしく心地よく暮らすことができます。また、自分の行動や考え方の癖を知ることも大切で、自分の利き脳を知ることで整理がよりやりやすくなるそうです。皆で利き脳チェックをした後、カードを使ってリビングの引き出しの整理を実践してみました。
最後に、「自分がこれから暮らしていく中で、しっかりとモノと向き合ってください。そして自分や家族がこれからどのような暮らし方をしたら良いかということを考えましょう。単にモノを片付けるというお話ではありません。1回やって終わりではなく、日々の暮らしの中で習慣づけていくことが大切です。」と締めくくられました。

参加者のみなさんからの声(アンケートより抜粋)

  •  自分の性格と照らし合うことができて良かった。
  •  自分の癖を知り、モノと向き合い実践していきたい。
  •  自分の思考や暮らし方を考えて整理したい。
  •  今日からまた整理していきたいと思った。

【消費者団体との交流会】 鯖江市くらしをよくする会 会長 水野 豊美子 氏

水野会長にお越しいただき、例年夏休み中に小学生を対象に行っている消費者教育(出前講座)や消費者トラブルの未然防止を啓発する「なんとかする座」の寸劇のお話などを伺いました。ひとりでもかしこい消費者を増やしていけるようにと、幅広い世代の意識向上に繋がる取り組みを実践されています。会長より「地域の方と共に学習会などを行いながら、日々頑張っています。一人でも多くの方に団体のことを知っていただき、活動に参加していただきたいと思っています。」との呼びかけがありました。他の消費者団体との交流も図りながら、明るくパワフルに活動されている様子をお話いただき、参加者との交流をはかることができました。興味のある方は窓口である鯖江市消費者センターにご連絡くださいとのことでした。

参加者のみなさんからの声(アンケートより抜粋)

  • 地域の人や子ども達へ伝える活動内容が、興味深かった。
  • 幅広い活動をされている事に感心し、エネルギーをいただいた。
  • 使命感を持って活動されている事を知り、素晴らしいと思った。
  • 皆がもっと関心を持って取り組めたら良いと思った。
  • 積極的に行動していらっしゃることが伝わってきた。
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