令和7年度福井県委託事業 「くらしの講座」を開催!
9月〜11月に、くらしの講座をハイブリッド形式で開催しました。今年度は「タイパ時代の食選び」「物価と暮らし」「住まいの終活」の3つのテーマです。多忙な時代を賢く生き抜くヒントが詰まった、各講座の様子をご紹介します。
「タイパ時代の健康づくりと食選び」
日時:9月27日(土)
講師:仁愛大学 人間生活学部 健康栄養学科 教授 鳴瀬 碧氏
講座では、忙しい現代人の食生活に新しい視点を提案されました。健康への不安や効率的な栄養摂取といった課題に対し、完全栄養食やミールキットなどの時短アイテムを賢く活用する方法を学びました。タイムパフォーマンス(タイパ)を意識しながらも、健康の質を落とさない工夫があることを確認。「栄養・運動・休養」の三要素を軸とした、日々の健康づくりの大切さを学びました。
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「どうなる?物価と暮らし 今から始める将来への備え」
日時:10月11日(土)
講師:暮らしのマネープラン相談センター福井 所長 堂埜 聖氏
物価高の現状や仕組みを学び、くらしを守るための具体的な対策について考えました。日銀の見通しや良いインフレの概念を整理した上で、物価高に打ち勝つための「3つの柱(収入を増やす・支出を減らす・資産を増やす)」を解説。特に、将来の物価高から資産を守り、お金の寿命を延ばすためには投資が不可欠であることを強調されました。物価高への漠然とした不安を解消し、お金との付き合い方を見直して最初の一歩を踏み出すための貴重なヒントを得ることができました。
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「不安を安心に変える 住まいの終活」
日時:11月8日(土)
講師:住まいの消費者教育研究所 代表 菊池 浩史氏
本講座では、空き家がもたらす「負のスパイラル」を回避し、問題解決に向けた具体的な道筋と実務的なヒントを提供いただきました。講師は、終活の視点から「関心を持つ」「事前準備」「行動を選択」という3つのステップを提示されました。その上で、問題解決の鍵は何よりも家族間での住まい観の共有にあることを強調され、具体的な対話ツールとして監修された「お家のリレーノート」の活用を推奨されました。
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