令和5年度福井県委託事業 消費生活セミナー
くらしの講座「落語で学ぼう 消費者トラブルあれこれ」
11月18日(土)、今年度3回目のくらしの講座は「落語で学ぼう 消費者トラブルあれこれ」と題し、県内を中心に活動している落語家のはやおき亭貞九郎さんが、悪質化・巧妙化する特殊詐欺を題材にした落語を披露しました。会場からZoomを使ったオンライン配信も同時に行いました。会場での参加とオンライン受講合わせて約80名の方にご参加いただきました。
最初の演目では、振り込め詐欺の犯人2人が年齢や家族構成が乗った名簿を入手し、弁護士や保険会社の社員を名乗ってお年寄りをだまそうとするやり取りを軽妙な語り口で紹介しました。また、還付金詐欺を演目にした題材では、医療費が返ってくるという嘘の電話をかけて、コンビニのATMから振り込ませる手口を笑いをおりまぜながら説明されました。参加者からは、「手口がたくさんあるということを教えてもらえてよかった。」「落語だから面白く聞けたが、同じように引っかからないようにしなくてはと思った。」などの感想がありました。
その他の参加者からもたくさんの感想をいただきました。
◆介護や認知症のお話、そして詐欺のお話。福井弁でお話されたので身近に感じた。
◆わかりやすくて面白くて、あっという間の1時間半だった。
◆具体的な内容で、色々な手口があることがわかった。
◆自分の家族にも伝えて、改めて気をつけなければと思った。