くらなび ふくい・くらしの研究所

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NEW くらしの基本セミナー 第7回「商品テストを体験しよう」

令和5年度福井県委託事業 担い手養成講座
「くらしの基本セミナー 第7回」

10月27日(金)、くらしの基本セミナー第7回のテーマは『商品テストを体験しよう』です。福井県消費生活センターの商品テスト室を会場に、消費者トラブルを防ぐための知識を学ぶ”ミニ講義”と消費生活に役立つ実験を行う”実習”とを組み合わせた体験講座を開催しました。
福井県消費生活センターでは、消費生活についての苦情・相談等についてのあっせん・助言や消費生活に関する情報提供をしています。消費生活相談員の坪川和子様は、近年の相談件数(約3,000件)のうち、特に相談件数が多いもの、近年増加傾向にあるもの(定期購入トラブルやフィッシング詐欺)を中心に、トラブルを回避するポイントについて解説されました。また、困ったときの相談ダイヤル(消費者ホットライン188)を紹介されました。

消費生活研究員の井藤有美様から、塩分計の使い方を教えていただき、お味噌汁やカップラーメンなど5種類の塩分濃度測定を行いました。カップ麺にはめん・かやくとスープに含まれる塩分量があります。スープを残したとしても、めん・かやくの塩分量に加えて、絡んだスープから摂取する塩分量にも気をつける必要があるとのことでした。

そして、消費生活アドバイザーの玉村七重様から、塩分との上手な付き合い方として、質の良い塩を摂ることや美味しく減塩するコツ、排塩を意識することなどを教えていただきました。いきなり減塩ではなく、毎日の調理や食事時に、うす味や減塩に少しずつ慣れていきましょうとアドバイスされました。

【消費者団体の紹介】 嶺南消費生活研究会 会長 朝倉 惠子氏
毎年くらしに密着したテーマを決めて商品を購入・比較し、商品選びのポイントについての報告書を約20年にわたり作成されています。本日は小浜市から会長にお越しいただき、商品研究の報告書をご紹介いただきました。その功績が認められ、消費者庁が、消費者利益の擁護・増進のために活躍されている団体を表彰する「消費者支援功労者表彰等(ベスト消費者サポーター章)」を平成26年に受賞されています。

 

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