くらなび ふくい・くらしの研究所

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NEW ! 「くらしの基本セミナー第3回」を開催しました!

平成29年度 福井県消費生活センター主催
消費者教育担い手養成講座
「わたしの選択とこれからのくらし
くらしの基本セミナー(全10回)」

第3回「食品ロス」・消費者団体との交流会
日時:平成29年9月20日(水)10:00~12:00
場所:アオッサ7階 706

福井県主催 消費者教育担い手養成講座「くらしの基本セミナー」が始まりました。
第3回のテーマは「食品ロス」。
 福井県安全環境部  循環社会推進課  リサイクル運動推進グループ  主任 大石 光紀 氏を講師にお迎えし、「食品ロスを考えよう!」と題してお話いただきました。
 まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では年間約621万トンにも上ります。その約半分が家庭からの食品ロスで、一人当たりに換算すると、1年間に茶わん164杯分(1杯150gと仮定)のご飯を捨てていることになるそうです。「日本全体の食品ロスを削減するために、製造・卸売・小売・外食・家庭などが、それぞれの立場でできることに取り組み、努力をしています。消費者である私たちは、一人ひとりができることを意識し、毎日継続していくことで食品ロスを減らしていくことができます。その力は非常に大きいのです。」とご講義いただきました。
 福井県では「おいしいふくい食べきり運動」を平成18年度から全国に先駆けて実施しています。この運動は、食品ロス削減を目的に「福井の食材を使っておいしい料理を作り、おいしく食べきって、残った料理は家庭でアレンジ料理に活用し、外食時は持ち帰って家庭で食べきろう!」というものです。「食べきり運動協力店」や「食べきり家庭応援店」など県民の食べきり活動をサポートする登録店舗や福井県連合婦人会との食べきり啓発活動の実施など、地域が一体となってこの活動は展開されています。そして、家庭や外食時・宴会時に私たちは何をすれば良いのかを「食べきり運動実践チェック表」や「宴会5箇条」をもとに、具体的に学びました。
 後半は受講生同士でグループを作り、家庭から出る食品ロスについて話し合いを行いました。食品ロスになったものとして「野菜」や「ドレッシングや調味料」などがあり、食品ロスにつながる行動として「家族の適量を考えずに多めに買ってしまう。」「ばら売りで値段が高いものより大袋で安いものを買っている。」などの意見が出ました。最後に、食品ロスを減らすために何ができるのかを皆で考え、これから実行していきたいと思う取り組みについて「賞味期限の古いものから買う。」「週に1回は冷蔵庫を一掃する日を設けたい。」「冷凍するなど小分けにして保存したい。」など、ひとりひとりが今日学んだことをもとに発表しました。
 話し合いの後、再び大石氏より「今日だけ食べきれば食品ロスが減るというわけではありません。毎日習慣として食べきりに取り組むことで日本全体の食品ロスが減り、結果が出てきます。今日学んだこと、感じたことを普段の生活の中で思い起こしながら、削減への取り組みや食べきり運動を継続し実行してください。そしてご家庭の方や地域の方にも伝えてください。」とまとめられました。

参加者の皆様からの声(アンケートより抜粋)

  • 福井県の食品ロスの取り組みがよくわかった。出来る限り少量購入に努めたい。
  • 食べきり運動協力店や食べきり家庭応援店のマークを注意してみてみたい。
  • 欲しいものでなく、必要なものを買おうと思った
  • 孫に食べ物を大切にするという昔ながらのしつけをしていきたい。
  • グループの皆さんの考えや工夫されていることに感心した。
  • 家族に食品ロスの実態を伝えて、「もったいない精神」を共有したい。
  • 日本の食品廃棄物の現状に驚いている。
    「おいしいふくい食べきり運動」が全国とともに世界に広がりつつあるのは嬉しい。

【消費者団体との交流会】  敦賀市消費者連絡協議会  副会長 増田 正樹 氏
増田副会長より「コラボで拡げる消費者活動」と題して、これまでの活動内容の紹介と現在の消費者団体としての課題についてお話いただきました。「一人では何もできなくても仲間がいればできます。それぞれの団体がコラボすることによって力不足のところを補い合い、地域へのお役立ちができると思います。地域のために幅広く活動することが消費者団体の役目です。皆さん達のように学びたいという思いを同じくした方達が集まって活動する。これは非常に大事なことだと思います。まずは互いの取り組みを理解し、思いを同じくする主体との連携を大切にして、共に取り組むことをめざしましょう。」との呼びかけがありました。

 

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