くらなび ふくい・くらしの研究所

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「くらしの基本セミナー」が始まりました!

平成29年度 福井県消費生活センター主催
消費者教育担い手養成講座
「わたしの選択とこれからのくらし
くらしの基本セミナー(全10回)」

開講式・第1回「エシカル消費」・消費者団体との交流会
日時:平成29年9月6日(水)9:30~12:30
場所:アオッサ7階 706

福井県主催 消費者教育担い手養成講座「くらしの基本セミナー」が始まりました。
全10回の講座、これから毎週水曜日の午前中、アオッサにて行います。
第1回のテーマは、「エシカル消費」。
開講式のあと(一社)エシカル協会 代表理事 末吉 里花 氏を講師にお迎えして、「あなたの消費が世界の未来を変える~エシカル消費のすすめ~」と題してお話いただきました。
末吉氏がなぜエシカルという活動をするようになったのか、今なぜエシカル消費がとても重要で必要になって来ているのか、またエシカル消費とは何かということを、世界や日本の今の兆候と交えながら、私達が生活する中でどのように取り組んでいけば良いのかというお話をしていただきました。
末吉氏は「世界ふしぎ発見!」というテレビ番組のミステリーハンターとして、世界各国の秘境を訪ねられました。アフリカの最高峰キリマンジャロの山頂で、氷河がほんのわずかしか残されていないのを目の当たりにしたことが、地球や環境問題のことを考える人生最大の転機となったそうです。
今世界では1億6800万人の子ども達が、危険な環境で学校にも行けずに働いています。インドの綿花畑では半身裸でマスクもしない状況で大量の農薬をまいているため、1年に2~4万人の方が亡くなり、約300万人が慢性の健康被害に苦しんでいます。「私達日本人にとっては、遠い生産者かもしれないが、実はこういうところで作られているものを消費しているかもしれない。消費者と生産者は隣り合わせで遠い存在ではない。」と教えていただきました。
また、ファストファッション真の代償「ザ・トゥルー・コスト」予告編のDVDを鑑賞し、今世界でどのような事が起きているのかということを知りました。
「エシカル(倫理的)」は、外来語で外から入ってきた言葉。でも実は私たち日本人が古くから大切にしてきた『思いやり』『おたがいさま』『おかげさま』『もったいない』といった精神性と同じ意味で、このエシカルという考え方・言葉は、実は私たちの足もとにある、もともと日本人が昔から持っていたもの。」「様々な問題を解決していくひとつの有効な手段がエシカル消費。毎日お金を使って消費している私達は、買い物の中から世界の抱える問題を解決する力の一端を担うことができる。それがエシカル消費の最大の魅力。」とご講義いただきました。
最後に、取り組み方の具体例(認証ラベルやマーク、地元の商店や市場での買い物・お店にエシカル商品をリクエスト!など)を学び、エシカルの覚え方【エ:影響を シ:しっかりと カル:考える!】を教えていただきました。責任を持って影響をしっかりと考えながら、日々暮らしていくことがエシカルの第一歩。まずは知る事。 受講生の皆様がエシカルという考え方・言葉を身近に感じ、少しでも生活の中に取り込んでいただけたらと思います。家族や友人、まわりの方に伝え、一歩踏み出して行動に移しましょう!

参加者のみなさんからの声(アンケートより抜粋)

  • 生産者のことや地球環境のことなどを考えた一人ひとりの行動が大切だと改めてわかりました。
  • 楽しい講義でした。とても幸せを感じています。新しい言葉を知り、自分にもできるという気持ちになりました。
  • エシカルの意味がわかりました。とても参考になりました。一歩を踏み出します。
  • 買い物をするとき、社会の一員として商品の向こう側を想像して買えるようになりたいと思いました。

【消費者団体との交流会】 福井市くらしの会 会長 田村 洋子 氏
田村会長にお越しいただき、昭和52年に設立され、現在に至るまでの様々な取り組みについてお話いただきました。田村会長より、「皆さん勉強して地域に帰って、仲間づくりをして活動を広げて行ってください。私達も努力します。豊かに安心して暮らしていける環境づくりが、これからの私達の果たす役目だと思います。これから子どもを育てていく若い人達が楽しく生活できるように、未来のある子ども達がすくすくと育つように、どうしたら実現できるかを考えて行きましょう。消費者として人任せではなく、自分達の地域は自分達で守りましょう。福井市くらしの会では様々な勉強をします。興味がありましたら、市の消費者センターが窓口となっていますので問い合わせしてください。」とお話いただきました。

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